1954-03-22 第19回国会 衆議院 法務委員会 第24号
私は二、三日前に齋藤国警長官に、どうも昔の特攻警察のような訓練をしているじやないかと質問したら、齋藤さんは否認されました。そこで私は否認されたので、さようなことがないなら実にけつこうだと思つているのですが、今どうもそうじやないような感じがいたしました。
私は二、三日前に齋藤国警長官に、どうも昔の特攻警察のような訓練をしているじやないかと質問したら、齋藤さんは否認されました。そこで私は否認されたので、さようなことがないなら実にけつこうだと思つているのですが、今どうもそうじやないような感じがいたしました。
われわれが特攻警察なるものを非難いたしますことは人の思想、行動を隠密に調査する。そういう秘密警察的な存在、そうしてこれに伴ういろいろの弊害、これは私がここにるる申さぬでも、戦争以前の日本におきまして幾多の犠牲者が出ておるのであります。また今日活動せられておる方々の中にも、非常なる人権蹂躙によつて犠牲を出しておる人がたくさんある。